『A WARRIOR'S JOURNEY』との遭遇
遂に...遂に!待望の『A WARRIOR'S JOURNEY』入手&観賞出来ました。(^^)
入手したのはUK版のDVD(PAL)ですので、残念ながら私にはそれを再生出来る環境が無い為
ビデオ(NTSC)での観賞となしました。(変換ビデオは、ありがたいっス!)
まずは本編の前に ”The STORY”と言う18分間のボーナス映像!からです。
リーさん本人が出てくる訳ではないですが、これ凄くいいです。(^^)!
ブルース・リーが1973年に撮影したであろう塔内格闘に至るまでの物語部分が、
これまた実際にロケの予定地であった韓国のお寺などで撮影されていて、
もちろん主人公は、別の俳優さん...(G.O.Dのデビッド・リー氏と
渡る世間の山田雅人氏を足して2で割った?様な<;笑>韓国の人)が演じていますが、
原案のストーリーを、映像化されたもので味わえて感動モンです。
(セリフの広東語や字幕の英語が理解したい...^_^;)
あと『A WARRIOR'S JOURNEY』のトレーラーもいい感じですが、
ミュージックビデオは「燃えドラ」ディレクターズカット版に収録されていた
「In His Own Words」のエンディングのまんま?でした。(^.^;
そして、本編『A WARRIOR'S JOURNEY』は前半がドキュメンタリーで、
『BRUCE LEE in G.O.D 死亡的遊戯』と同様、後半が78年版「死亡遊戯」の
未使用フィルムとなっています。
この前半のドキュメンタリー部分はFOXスクリーンテストフィルムに始まり
「ロングストリート」や「ロストインタビュー」など、
J・リトル氏制作だけに、截拳道を語るブルース・リーが多く登場します。
私的にはリーがトーナメント会場?で J・ルイス(でしたっけ?)にトロフィーを渡す場面の
長めの映像などがめずらしかったりしました。
また、ワーナー制作だけに当然の事ながら「燃えドラ」の映像も多い感じで、
それと武術の歴史や神秘性を表す?為に、何故か「ブルース・リー神話」からの
ものと思われる映像の流用もありました。
やはりここまでの雰囲気は「In His Own Words」って言う感じでしょうか。
で、いよいよ後半の「THE GAME OF DEATH」と続く訳ですが、
リンダ夫人の他、'72~3年当時「死亡的遊戯」に出演or出演予定であった
タキー木村氏、チ・ハンツァイ氏、ジャバール氏と『G.O.D 』に出演した
イノサント氏以外の人々が総出演でチョット豪華ですね。
特にチ・ハンツァイ氏は老けたなぁと言う感じはありますが、
こういったドキュメンタリーに顔を出すのは珍しいのではないでしょうか。
出来れば、グランドフロアで出演予定(新界では出演)だった
ウォン・インシック氏も出て欲しかったなぁ~。
「ドラ道」のセリフの件も聞きたかったし...。(~_~;)
そしていよいよ「THE FOOTAGE」(「死亡遊戯」未使用フィルム)の登場!です。
イノサントVSティエンの始まりの部分が少し長く収録されていますが、
編集の流れはほぼ『BRUCE LEE in G.O.D 死亡的遊戯』と同じ様に思いました。
でも多少こちらの方が『G.O.D 』よりスムースな編集でしょうか。
私が気付いた『G.O.D 』との明らかなテイク違いのカットは、
リーVSイノサントのヌンチャク戦で、リーの一発目の蹴りがイノサントに炸裂し
倒れたままヌンチャクを回すイノサントに左手で「立て!立て!」の仕草をする場面です。
こちらのテイクもカッコいいです。私的にはこの映像だけでも価値あります。
それとこれはテイク違いではないのですが、ちょっと見ていて感じたのは
リーVS池 戦の画質が、薄い~濃く~薄いとチラチラ切り替わる様に見える
(ビデオでの観賞ではありますが..)事です。なんか「ブルース・リー神話」の中の
池戦の映像を所々繋ぎ込んである様な気さえしました。(あくまで勝手な見解です)
また音楽はJ・リトル氏の兄弟が担当されたと言う事ですが、私的には
西洋の人が東洋をイメージして作るとこんな感じの曲調になるのかなあ
(勿論私は専門家ではないですが...)程度で特に違和感はなかったです。
それよりやっぱ一番驚いたのは先にも少し触れた画質が、ひどく色あせてるって事です。
MA社が所有していたフイルムの本来の状態が、この『A WARRIOR'S JOURNEY』の
映像の発色だとすると、ほんと『BRUCE LEE in G.O.D 死亡的遊戯』の画質は
異常な程美しかったと言う事です!。
この『A WARRIOR'S JOURNEY』を見て、
あらためて映画館で『BRUCE LEE in G.O.D 死亡的遊戯』をあの画質で見れて、
その後DVDもお店で簡単に入手出来た事に感謝してしまいました。
勿論、新作のドキュメンタリー『A WARRIOR'S JOURNEY』を見れた事にも感動&感謝です!。
しかし、リトルさん。李小龍の声をあてるのがお好きですネ...。
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