香港旅行記T



プロローグ


10年物のワイン...?ではなくパスポートが発売?されるようになって

何年が過ぎていましたが、以前から所有していた初代の5年物パスポートも

数年前に切れ、その後もそれを必要とする旅行には縁がなく(お金もなく?^^;)

2代目のパスポートを作る事はありませんでした。

しかし1999年夏頃、 一念発起!?突然10年物のパスポートが欲しくなり...いや と言うより

ずばり!できれば香港に行きたくなってとりあえずパスポート取得を断行したのでありました。

まぁこの時点では、”できれば”であって、何時行けるのかという

確かな予定はありませんでしたが...。


えーそれでなぜ今”香港”か?

思えば、確か香港と言えば1997年の中国返還前に、

”返還後は、英国領の時の様には行けなくなるのでは?”とか言って

かなりの香港渡航ブームみたいなものがあったようですが、

この頃筆者は、そう香港へ行きたいという強い気持ちはありませんでした。

でも、ビルの頭をかすめる様に飛行機が滑空する空港が、新空港の完成でなくなった時は

やっぱ(旧空港があるうちに)行っておけばよかったかなぁ とかちょっと思いましたが...。

で、その香港への目的は?と言うと...、勿 李小龍!。それと夜景です。

李小龍的なツアーは近年に何度かあって、この2000年3月にも行われたばかりでしたが

私は、費用的な理由で参加は見送っていました。

また前記の、初代パスポートではアメリカに行った事はありましたが

(偶然、ブランドン・リーの亡くなった3ヶ月後位でした)、

その頃は、李小龍熱下降時期で、アメリカでも李小龍的な事を意図すれば

いくらでもあったのでしょうけど、ほとんどそれに気付かずに終わっていました。

な訳で、前記の李小龍的なツアーには行けませんでしたが、

自分の出来る範囲で、李小龍ゆかりの地である「香港」に行き、

香港の空気を吸ってちょっとでもブルース・リーを近くで”体感”してみたい。

と、強く思ってしまったのであります。かつて感じた事のない位...。

やっぱ、考えるな!感じるんだ!(^^)という事でしょうか?。

ともあれ10年物のパスポート取得後、半意図的(?_?)ではあるものの

香港旅行に行ける時間的な環境が(一時的に)出来、そして20世紀最後の年

2000年の春になって、旅行の為のもう一つの条件である金銭面も

大した事ではありませんが、実行を後押しする出来事がちょっとあり(宝くじ"小額"当選!;笑)、

それをきっかけに本格的に香港旅行決行への計画を立て始めました。(^^)/

とは言え、勿論 個人旅行が出来る度胸も知識もなく、オフシーズンの

安いツアー旅行になる訳で、代理店の店頭パンフや新聞広告のリサーチが始まりました。

最初 目についた物件は”香港 お二人様10万円(全食事付き)”っていうやつだったのですが

宿泊ホテルを見ると、新界のリゾートホテルで、九龍や香港島に行くのに時間が

かかりそうなので断念しました。

まぁ旅行内容を調べ始めると、当初の気持ちや予算とはうらはらに

よいホテルでそこそこの観光と食事が付いていて...等など、欲が出て来て、

目移りして なかなか、適当なものが見つからないものです。

また、HPで先駆者諸氏の香港旅行記を見ると、香港ツアーによくある”観光&ショッピングにご案内”の

”ショッピング”とは、旅行会社と提携しているブランド品やシルク製品、漢方などの店に、

連れて行かれ、最悪の場合 店に入ったら門番が居て、鍵を掛けられ製品を購入するまで

店を出られない攻撃まであると言う情報を入手!。

旅行の目的が、香港にありがちなショッピングではないだけに、

不安が募ってしまい、かと言って現地でオールフリータイムとなると

(李小龍的探索の為、適当なフリータイムもほしいし...)←贅沢もん!

観光や食事を全て自力でやってのけなくてはならず、その為の行動力や語学力が無いのは

前のアメリカ旅行で実証済みなので大いに悩む所でありました。

ほんでもって、これだ!と思ったツアーが、その後新聞に載っていた

”ホテルが選べて、3泊4日ひとり\50000〜”っていうもので、食事も3日目と4日目の昼以外

付いていて、例の観光とショッピングは2日目にはあるものの、選べるホテルもまあまあよさそうなので

これに当たってみる事にしました。ちなみにホテルは、日航香港かハイアットリージェンシーでした。

早速、広告に載っている電話番号にTELしました。それは2000年4月の始め頃でした。

勿論出発日は、料金が最低価格滞の5月の連休前に申し込もうと その日を告げたのですが、

すでに2週間を切っていてダメだと言う事で、最低価格滞は諦め 次に安い(\55000也)の

連休最終日(日曜日)出発で申し込みました。


2000年5月7日〜10日(3泊4日)ツアー旅行




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