香港旅行記U



1日目(2000年5月7日)


朝10:25 関空発、CATHY PACIFIC CX503便での出発で、

2時間前(8:25)に受付カウンターに集合!って事で 朝5:30に起床(^^)/、

荷造りの最終仕上げなどをして6:30過ぎに自宅をいざ出発!です。関空には8:00頃には到着しました。

で、今回のツアーは”旅の通販”って事で、申し込みはTEL、旅行代金は銀行振込、日程表など

旅の資料なども郵送されて来る...などと、旅行代理店へ足を運ぶ手間が無い分

何かモノ足らんちゅうか、ホンマ旅行すんの?みたいな...。

まあ、一応大手の旅行会社の通販部門?のツアーなので心配はいらないはずですが、

今ひとつ旅行の実感がわいてきてなく、まさかとは思うけど一抹の不安感みたいなモノもありました。

しかし、勿論それは取り越し苦労つー事で、団体受付カウンターでの名前の確認やら

荷物(新調の布製のキャリーバックひとつ)の預け渡し、そしてツアー名の入ったツアーバッジ!

などなどを受け取って、ようやく本格的に旅行モードに入って来ました。o(^-^)o

あとは売店でお茶などを呑んで搭乗手続き開始時間まで一服です。

そしていよいよ搭乗!、空港使用料一人2650円也は結構なもんです。(~_~;)

機内の席位置は勿エコノミーで主翼のやや後ろあたり。でも全ての座席に液晶画面が付いてて豪華です。

イーキン・チェンの何やら香港版の首都高モノ?みたいなやつや、ユンファ&ジョディーの映画など

やってましたが、リーはもとよりジャッキーやサモハン系はやってなかったのが残念!。

でも現在のフライト位置が確認出来る地図が写し出されるのはなかなかえがったえがったです。(^_^)

機内サービスでは当然(^^)ビールのお代わりを貰い、食事もなかなか美味しかったです。

そうこうしてるうちに、飛行機は台湾上空を通り程なくいよいよ香港国際空港に到着です。

とりあえずトイレにいってから、無事入国審査も通過。(って何処の審査官も無表情やな)

自分の荷物が出てくるのを少しだけ待って(案外早く出てきた!)、それを引いて検査ゲートも無事通過。

でもってロビーに出た所で現地添乗員の人にピックアップしてもらう訳ですが、この時始めて

機内で見かけていた人の中から、同じツアーの人々と顔を合わす事となります。

えー軽く御紹介しますと、機内の座席で私たち夫婦の後ろ席に居て香港には慣れてる風で荷物が異様に多く

(スーツケース5,6ヶ!)ちょっと怪しげな初老のおじさん二人組、そして西川きよし似の社長風のご夫婦、

ハイヒール・リンゴ(地方ネタですが)似のご夫婦やちょっと訳あり?風のご夫婦と(←スンマセン)

連休最終日という事もあって落ち着いた感じの方々でした。(^_^.)

そして、みなさんそろった所でバスにてそれぞれのホテルへと移動です。

現地添乗員さんを先頭にバスの待つ空港の外へ出る訳ですが、この時始めて香港の外気に触れ

5月上旬にしてさすがにこの蒸し暑さ〜!...と私は香港に着いた実感がひしひしと沸き上がり

嬉しい気分にひたったのでありました。\(^_^)/

ガラガラのバス内では、先ほどから案内してくれている現地添乗員 荘(そう)さんが流暢な日本語で

車窓に映る香港の町並みをバックに、いろいろと香港での注意事項なんかも言ってくれる訳ですが、

やっぱ一番印象に残ったのは、スリに気を付けろ!?でした。

にしても、あの独特の風貌の高層アパートビル群はカッコええなあ...まさしく香港!って感じ。

そしてバスはいよいよ九龍に到着、チムサーチョイ(らしき街)でHMVも発見。

ここでハイアット・リージェンシー滞在組は降車、私たち日航香港組は更にチムサーチョイの東まで

運ばれて行きました。到着後、早々に各部屋へ。勿論残念ながらハーバービューではないです。(-o-)

ツアーの夕食までには時間があるので、小銭も作らないといけないし早速 外を歩いてみる事にしました。

ちなみに香港ドルは日本の銀行で(少額)両替していったのですが、この香港ドルって米ドルと違い

どこの銀行でも置いている訳ではなかったので、ちと面倒なモンでした。(~、~)

で、あこがれの香港の街へくり出す訳ですが、日航香港は先程記した様にチムサーチョイの東にあって、

香港というとよく紹介される、海を隔ててたたずむ高層ビル群の景色が見える海沿いのプロムナードの

東の端に近い為、まずはまだ日は高いですがそのプロムナードから香港島を望むべく

歩道橋を渡りました。風が強く少し霞んでいるもののまさしく"香港"の風景が広がっています。

いや〜満足!満足!。思わず笑みが出ました。早速ビデオ回して、写真をパチリ。



と、そこへ広東語をまくし立てるスーツ姿の若者らが数人、私たちの後ろを通過。まぁ私たちに向かって

しゃべている訳ではないのですが、大声で怒っているみたい...う〜む、これぞ香港や!?。

そして、少し景色をみながらプロムナードをスターフェリー乗り場方面に歩き、先程ホテルに来る時

バスからみたHMVへ早速VCDなんかを物色しにしだいにチムサーチョイ中心部へ向かいました。

そうかーここが看板が道に飛び出たネイザンロードかぁ...人通りも多いなあ。o(^o^)o

で迷う事なくHMVに到着。VCD売場は4Fだか5Fという事で、下から見回りながらエスカレーターで

上へ上へと登って行きます。何故かやはり目がいくのは、日本の歌手のCDです(買う気はないですけど..)

そしてようやく電影VCD売場へ。でもなにやら題名のアルファーベット順?かなんかに分けて陳列

されていて(だと思う)アメリカ映画などは見かけても、古い功夫片のVCDなんかはどうやって探して

いいのやら...。李小龍モノは見つけましたが、大抵は持っているし日本でも買えるので(かなり高いけど)

やっぱせっかくだから日本で入手し辛いVCDが欲しいな。って事だったのですが、

とりあえず聞くにも聞けずここはあっさりと退散となりました。(^^ゞ また来ようっと!。

そしてホテルへの帰り道、$100HK札だけで小銭がないと何かと不便なのでセブンイレブンで

水やお菓子などを購入して釣り銭を受け取りました。コンビニは気軽で便利です。

釣り銭を貰う時、店のおばちゃんに”ど〜ぢぇ”とか言ったりして...^_^;

あれ〜、でもホテルに帰ってから財布の釣り銭とレシートを見てみると、あるはずの端数の何十セント

という部分が無いぞ〜。日本円でいう1円玉の部分がないのです。何か変な感じ。勘違いかなー?。

なんやったんやろ。さっきの”ど〜ぢぇ”は...。

まっそうこうしてTVなどを見ているうちに夕食の時間となり、ホテルのロビーに降りました。

そして現地添乗員 荘さんのもと先程の同ツアーのメンバーが乗ったバスは程なく走り、あとは歩いて

ビルの2階の広い窓のある潮州料理店に連れていかれました。そして、みんなで円卓に着席。

まずはちっちゃな器にそれぞれお茶を注いで食事の開始ですが、中華なので想像は出来たはずなのに

ん〜やっぱ知らない人と円卓を囲んで、その円卓の中央の料理を盛った皿から自分の皿へ取って

食事するってーのは、シャイな私ら夫婦には結構キツイもんがあるな〜。(-_-)なんつって...いやホンマ。

味は悪くなかったです。でも何かみんな遠慮?して、残った料理もありました〜。(それは旨くなかった?)

夕食の終了後は、再びバスに乗ってめざすは香港島です。まずは香港島の裏側の、水上レストランJUMBOも

あるアバディーンです。勿論食事は済んでいるので、その外観の夜景を見る為だそうです。

いやいや、なかなか綺麗なモンです。またまたビデオと写真で記念撮影。



そして次に、何と言っても夜景といえばビクトリア・ピーク!でんね。って、バスはそちらをめざします。

ハッピーバレー競馬場なども見下ろしながら、細い山道を登り展望スポットに到着。

わあ〜足元が暗いのに、バスがいっぱい来てて人もいっぱいやなー。バカチョンカメラではうまく

夜景が写らないだろうなぁと思いつつも、いいポジションを確保して写真撮影。その時同じ様な

ポジションで写真を撮ろうとしているおばちゃんに”こっちの写真にはいらんといて!”みたいな

調子の北京語ぽい言葉で叱られてしまう。う〜む、さすが中国の人はバイタリティがあるなあ。

景色の方は、そんな感じで人がごったがえしている上写真を撮るのに気を取られていて、

あんまし憶えていません。(-。-;) まぁそれなりに綺麗だったとは思いますです。

そしてバスにてホテルに帰還して解散。今度は九龍側からの夜景を見る為、再びプロムナードへ。

いや〜、やっぱここからの夜景も最高!。邪魔なく見れるしホント香港島のビル群の光は綺麗です。

思わずまたまた九龍半島の先端スターフェリー乗り場の近くまで歩いてしまいました。(^.^)

朝には日本に居て、今 香港島の夜景を見てるなんて何か夢みたい...。

って事で、ホテルに帰りツアー1日目が無事終了しました。


と思ったら、ホテルの部屋で就寝しようとした夜中12時過ぎ、上の部屋からなにやらハンマーで床を

叩いたり、ドリルでコンクリの床に穴を明けてる様な音が...。なんじゃこりゃ〜!!。

でもなんとか就寝。(-_-)zzz




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